アゲハチョウの幼虫は木の〇〇に居る!卵から感動の羽化までダイジェスト
こんにちは、中村です。
今年もレモンの木にアゲハチョウが卵を生んでいきました。
保護した幼虫が見事に羽化したので、ダイジェストでお届けします。
アゲハチョウの幼虫を捕まえて育てたい!と思う方も必見です。
- アゲハチョウの幼虫が居る場所
- エサは卵があった木の葉っぱ
- 幼虫を保護
- 大きくなった
- 青虫になった
- 食べる量が増えた
- 下痢(ガットパージ)
- サナギになる前の準備、前蛹(ぜんよう)
- サナギになる
- 感動の羽化!
- おわりに
アゲハチョウの幼虫が居る場所
そもそもアゲハチョウの幼虫を捕まえたいとき、どこを探せば良いんでしょうか?
分かりやすいのはレモン、金柑、ミカンなど柑橘類に居るナミアゲハです。
木が見つかったら、枝の先端を探して下さい。
アゲハチョウの幼虫は枝の先端(新芽)に居ます。
小さな幼虫は新芽しか食べられないので、お母さんも新芽に卵を生むんですよね。
柑橘の木かどうか、触れると分かるようになってるそうです。
アゲハ母、賢すぎない?
エサは卵があった木の葉っぱ
ナミアゲハなら柑橘類の葉っぱのみを食べて育ちます。
手に入りやすい、キャベツとかレタスは食べられません。
新鮮な葉っぱが手に入らないと育てるのは大変です。
幼虫を保護
幼虫が孵化していました。
生まれて1週間ぐらいでしょうか。
寄生虫にやられないように部屋に入れます。
ビンに入れました。
見失いそうな位ちっちゃい。
鳥のフンに擬態した白黒模様です。
大きくなった
3日に1回ほど脱皮をして、どんどん大きくなっていきます。
この「鳥の糞モード」のときは新芽しか食べてくれません。
なんて贅沢。
一度ハーゲンダッツ食べたら、次から「赤い蓋のアイスがいい」って言う子供ぐらい贅沢!
(※素晴らしい食育により、味の違いが分かる姪っ子)
青虫になった
早くも青虫になりました。
脱皮したては、生まれたての赤ちゃんみたいにフニャフニャしてます。
アオムシになると次は蛹です。
- 1齢幼虫
- 2齢幼虫
- 3齢幼虫
- 4齢幼虫
- 5齢幼虫(終齢)←いまここ
- サナギ
食べる量が増えた
掃除がしやすいよう、商品トレーにお引越しいただきました。
葉っぱからは離れないので、開けっ放しでも逃げません。
4㎝ぐらいに育ちました。
アオムシ段階になると、ようやく目に見えて葉っぱを食べるようになります。
それでも食べる量はハガキ1枚分ぐらいです。
思ったより沢山食べないんですね~。
下痢(ガットパージ)
サナギになるため、要らない水分などを体から出します。
いわゆるゲリです(笑)
その後はサナギになる場所を探して、部屋中を大冒険します。
気が付いたらダイニング近くの壁に落ち着いていました。
もう夜が遅いので寝ます。
サナギになる前の準備、前蛹(ぜんよう)
朝起きたらサナギの前段階、前蛹(ぜんよう)になっていました。
いよいよかと緊張してきます。
サナギになる
脱皮して蛹にメタモルフォーゼ。
私もこんな風にカサカサお肌を脱皮で脱ぎ捨てたいわ!
あとは羽化をドキドキしながら待ちます。
感動の羽化!
8/10ついにアゲハチョウに羽化しました!
羽化の瞬間は数分だったようで、見逃しました(泣)
綺麗~!
もうこれは眠っていた一眼レフとマクロレンズの出番。
ちなみに白っぽくて、尻尾の先端が割れていたのでオスでした。
青い部分がドット絵みたい。
吸い込まれそうな瞳。
ひとしきり写真を撮ったら、寂しいですが逃してあげます。
元気でね~!
おわりに
毎日おおきくなっていく幼虫を見ているのは楽しかったです。
アゲハチョウになったときは感動しました。
またレモンの木においでね!