糖度が高い=甘い訳じゃない!果物マニアが選ぶ【本当に美味しい果物ベスト3】
こんにちは、中村です。
どの果樹を育てようか迷ったとき、人の食味レビューを参考にしますよね。
私はめちゃくちゃ読みます。
果樹苗は高いし、育てて美味しくなかった!って後悔したくないですから。
その中で当てにならない言葉があります。
「美味しい!」
当然おいしいの基準って人それぞれですよね。
ブルーベリーの品種レビューでも美味しい美味しいと書いています。
そこでこのブログでいう、中村の思う美味しさをお伝えします。
目次
一般的に美味しいとされる味
現代では甘く、えぐみや酸味が無いフルーツが美味しいとされています。
ミカンなら「紅まどんな」や「せとか」。
ブドウなら「シャインマスカット」。
とにかく、あま~い果物が人気です。
高糖度=甘いとは限らない
じゃあ甘さを何で測るかって言うと糖度ですよね!
でも、そもそも糖度が高い=甘い!とは限らないんです。
なぜかというと、糖度計で表示されるのはBrix(ブリックス)という値なんですが、これは濃度を表す数字です。
(厳密には光の屈折率です。気になる人は調べてみてね!)
糖度(とうど)じゃなくて濃度(のうど)。
甘み以外の成分もまとめて計測されます。
例えば、塩を溶かした水でも糖度(Brix)は出ます。
いや、塩って甘くないし……。
でも濃度(のうど)はありますよね。
なので糖度が高い=甘いとは限りません。
あくまで目安的な数字です。
美味しい果物に必要なもの
では私が本当に美味しい!と思う果物、そうでない果物との決定的な差はこれです。
- 風味が豊かなこと
甘いのも好きなんですが、ただ甘いだけじゃ美味しくないんです。
たとえば角砂糖より、リンゴ味の飴のほうが美味しいと思いませんか?
その果物の持つ風味が好きで、豊かなのが大事なんです。
「金蜜(キンミツ)」というマンゴーがあるんですが、甘いだけでなく強い風味があるので好きです。
5,000円の「太陽のタマゴ」より、2,000円の「金蜜マンゴー」の方が私は好きです。
また、甘い中に多少「酸味」がある方が、より風味を強く感じます。
味がぼんやりしたドラゴンフルーツにレモン汁を垂らすと、味に深みが出て劇的に美味しくなりますよ。
美味しいと思う果物ランキング【ベスト3】
1位:マンゴー
濃厚な風味になめらかな舌触り。
マンゴーを前にすると金銭感覚がバグって散財してしまいます。
なかでもマンゴー風味が強い「金蜜」、「玉文(ぎょくぶん)」、「ナムドクマイ」が好きです。
「金蜜」や「玉文」は夏にお取り寄せすると食べられます。
「ナムドクマイ」はイオンで売っている黄色のマンゴーです。
栽培適地じゃなく育てにくいのが悔しい。
2位:ラズベリー
生の果実は、バラを思わせる華やか芳香でうっとりします。
さらにふわっ……とろっ……とした食感で夢心地。
ブルーベリー狩りに行ったはずなのに、脇に植えられたラズベリーを食べ尽くしています。
ベリー系は好きな物が多いですね。
3位:マンゴスチン
ご存ですか?マンゴスチン。
マンゴスチンは桃のような味のトロピカルフルーツです。
上品さと、人を惑わすような風味のある魅惑のフルーツです。
禁断の果実ってリンゴじゃなくて、マンゴスチンだったんじゃないのかな?
と思うぐらい美味しい。
めったに生果実が手に入らない特別感もあり3位にランクイン。
その他好きなフルーツ
なんかも好きです。
甘さの他に、酸味や食感も重視したラインナップです。
「甘平」なんか、食感がバリバリしてて好きですね。
おわりに
美味しい果物は人それぞれですね。
これは美味しい!と思う変わったフルーツを食べたら教えて下さい!