【旅行に行けない】果樹の鉢栽培で起こるデメリット5つ
こんにちは、中村です。
お庭がある場合、果樹をプランター栽培にしようか、地植えにしようか迷うと思います。
私はレモンやブルーベリーなど、プランターで20鉢以上育てています。
そこで気付いた、鉢栽培のデメリットをお伝えします。
目次
鉢栽培のデメリット5つ
夏は旅行に行けない
鉢植えは土の量が限られています。
雨が降らなければ、鉢の水はどんどん蒸発していきます。
真夏は朝たっぷり水をやっても、夕方には葉が萎れてる始末。
1日2~3回の水やりが必要です。
果樹だとイチジク、キウイ、ブドウは葉っぱが大きく、特に水を多く必要とします。
また、根張り浅いブルーベリーも水切れに弱く注意が必要です。
「せっかくの夏休みだし、避暑地に1週間お出かけ♪」なんて果樹たちが心配で行けません。
対処法ですが、蛇口がある場合はこのような水やりタイマーが使えるので、この心配は少ないです。
蛇口がないベランダだと、タンクタイプを使って数日が限界かなーと思います。
水やり花子は旅行するとき買おうと調べていました。
タンプタイプの中では水を多く出せ、細かくタイマー設定出来ます。
植え替えが大変
美味しい実を食べるためには、古い根っこの整理が欠かせません。
1~2年に一度は植え替えが必要です。
果樹は鉢が小さいと満足に収穫できないので、つい大きな鉢に植えがちです。
そうなると大変なのは植え替えです。
直径30cmを超えてくると、木は背丈ほどの大きさになっています。
正直、1人で植え替えるのは大変です。
実が沢山ならない
いくら大きい鉢に植えようと、やはり地植えには勝てません。
今年、20cmぐらいの鉢で育てていたブルーベリーを、実家の庭に植えたんですよね。
そしたら太い枝がどんどん出てきて、鉢と地植えの違いに驚きました。
土が少ない=木は小さい=収穫量は限られる
これは、どうしようもないです。
お金がかかる
地植えは苗木・支柱だけ買えば始められます。
しかしコンテナ栽培は必要なものが多く、地植えよりお金がかかります。
これは、直径30cmぐらいの鉢植えをした時にかかる値段の目安です。
- プランター 1,000~10,000円
- 土 300~1,000円
- 肥料 400~1,000円
- 支柱 100~500円
特にプランターが高く、私のお小遣いの多くもプランターに消えています……。
見た目にこだわりが無ければ、ナーセリーポットが安くて評判が良いです。
鉢が倒れる
木が育ってくると、葉っぱが風を受けて鉢が倒れる危険が増します。
風が強い日に家に帰ると、ブルーベリーは倒れ、土は散乱し「ぎゃー!」となった事があります。
プランターや土を重くすれば倒れる危険は減りますが、動かすのが大変になるので悩ましいです。
それでも鉢植えがおすすめな理由
ここまで鉢植えのデメリットをお伝えしました。
- 夏は旅行に行けない
- 植え替えが大変
- 実が沢山ならない
- お金がかかる
- 鉢が倒れる
それでも、もし庭植えと地植えで迷ったら、鉢植えをオススメします!
というのは鉢植えなら、後でも移動できるからです。
もし植えた場所が木に合っていなかったら、最悪は枯れてしまい、また植え替えなければいけません。
鉢植えなら、その場所が木に合っているか確認できます。
地植えにするのは、それからでも遅くありません。
おわりに
コンテナ栽培もデメリットばかりではなく、木の大きさをコントロール出来るなど、良い面もあります。
水切れには気を付けて、楽しい果樹ライフをお楽しみ下さい!